発信記録

緊急出動救済

基本、犬の保護。譲渡は行っていませんが、

要請があり、緊急性を要する際には、虐待されている犬、遺棄された犬への特別出動救済をしております。

 

2016年5月の例(この投稿をFBに乗せた際に440人がシェしました)

『テイーカップサイズの仔が流行っている悲劇のために、こんな犠牲になっている仔達がいるのです。先日大阪のブリーダーから、引き取った2匹。マルチーズとポメラニアン。同じ飼い主が飼っていた仔達。

 まるちびちゃん入院中の画像です。

6ヶ月で、マルチーズが280g、ポメラニアンが280g。信じられますか?

大きくならないようにと、ブリーダーから買ってから、わずかしか餌をあげてなかったのです。そのあげく、飼い主自身が妊娠したからと、ブリーダーに返しに行ったそうで。

そのときすでに瀕死の状態だったのを引き取って、今、必死で育てています。栄養失調、脱水、その上不潔にしていたので、耳の中はカビだらけ。

何を考えて、ワンコを飼うのですかね。

犬を飼うのに、免許を与えてほしい!』

2017年9月の例

2015年の動物愛護法改正で、ご用済みになった繁殖犬を、動物愛護センターに持ち込むことが禁止となり、元繁殖犬は、引き取り屋という、また更に生まれたあくどい商売人に売り渡すか、遺棄するかになりました。
このケースは、某県、愛護センター前に遺棄されていた、瀕死の元繁殖犬の存在を知り、出動。ただ、温かいところで死なせてあげようという考えが、なんと新しい家族のもとで。秋に来た仔、モミジ、と名付けられ、元気になり、幸せに暮らしています。

2017年10月の例

某高級住宅街に、こんな場所があるのかと目を疑うような劣悪な繁殖屋があり。そこは、狭いところに、信じられないほどの数の親犬と仔犬が混在していて、陽の目を見ることもなく、母乳も充分に与えず、食事も充分に与えられず、仔犬は食糞で、飢えをしのいでいました。そこから、全頭は救出できませんでしたが、一頭を救出。体はがりがり、ケンネルコフをまず最初から持っていて、さらに分かったことには、原虫のジアルジアを持っていて、抗生物質を投与しても取れず、1年以上苦しんでいます。以後相談センターに週報するも、「注意」のみに終わり、「これが日本の現状ですよ」とのお返事。これを取り締まるのが、愛護センターではないのでしょうか?

この劣悪な環境から来たPadméは、現在、理事の酒匂佑季子トレーナーのもとで、暮らし。手塩にかけて一人前のボーダーコリーとして育って、その本来の頭の良さ、仕事をしたい性格を生かし、災害救助犬のようなひとさまのお役に立てる一人前の犬に育てるべく、頑張っています。

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