発信記録

【拡散希望!!犬の汚物袋ディスペンサーやっとできてまいりました】

うちの近くでは、「犬のトイレは家ですませろ」的な区独自の標識が、一定の場所に、まとまってあります。犬は、外で用を足すのが、生まれながらの自然な生き方で、区の保健所人に聞きますと、これはうるさい人の家の回りだけにしかたなく設置しているので、こちらも犬の習性は知っています・・・とのこと。

問題なのは、犬が外で用を足すことではなく、汚物を放置していく人がいるから、それを区の保健所に文句言っていくので、このような看板ができてしまうのです。しかし、ここで知っていただきたいことがあります。犬の汚物の放置は、マナー以前に軽犯罪法違反であることを皆様ご存知ですか?

軽犯罪法 第一条に、二十七 公共の利益に反してみだりにごみ、鳥獣の死体その他の汚物又は廃物を棄てた者というのがあります。ですので、単に怒るのでなく、犬を飼っている人に、これは法律違反ですよということを知っていただきたいのです。

そこで、以前からお話ししておりますように、スイスでは町のいたるところに、犬の汚物用袋のディスペンサーとゴミ箱が設置されています。これは、現在は犬税で賄われていますが、そもそもは、ある個人の人が、犬に対して禁止されることが多いことを遺憾に感じ、Robodogという会社を立て、スイスを中心に広めました。

それでは、私が、日本の一人目になろうじゃないか、と一昨年から自宅前、そして去年から、Paw in Hand とセントバーナードの入っております、自社ビル前に、このディスペンサーを設置しました。皆様、本当によく袋を持っていかれます。店頭は人目があるから、適度に持っていかれるようですが、我が家の前は、見事、一日で、早いときは1時間で全部持って行かれる方がいます。このお話は、昨年秋のトークイベントの、パネルディスカッションの最初に私がお話しして笑いを取ってしまいました。

Paw in Hand の作秋のトークイベントでは、これを関東地区から全国に広めていこうと、壇上で皆様に現物を見ていただきました。看板に関しては、あの時にお話ししたように、長野県の㈱アド高橋様より、既に300個のご寄付をいただいておりますが、ディスペンサーは、一度に全部とれないように、スイスのRobidogから見本として1個を取り寄せそれをもとに、製作いたしますということで、トークイベントの際に、ご自宅や店舗などの私有地への設置と、袋の供給のボランティアをお願いしましたところ、たくさんの方に手を挙げていただけ、また、その後も、Paw in Handのwebsiteのお問い合わせフォームより、ご協力してくださる皆様からのお問い合わせを沢山いただき、本当に感謝しております。その、ディスペンサーなのですが、実は、スイスのものに近いものを作るには、思ったより費用が掛かり、10件以上制作会社をあたりましたが、一番安くて、50個200万円となり、寄付は受けられず、私が、自腹で、負担することにいたしました。まず試作品として、2つ作り、この3週間ほど設置して、様子を見たうえで、先日、50個の制作へのGOサインを出しました。

3月末までには50個が上がってきます。これまでに手を挙げて下さっている皆様のお宅、店舗を順次、スタッフが回って設置、そして、使い方を説明させていただきます。本当に、長らくお待たせいたし申し訳ございませんでした。皆様のご厚意、心から感謝いたしております。

これからも。常時、設置していただける方を募集してまいりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

という投稿を3月初めにいたしましたが、ようやくその50個が出来上がってまいりました。これまでにお申しで頂いた方から、順次ご連絡をさせていただき、お近くなら出張設置、距離はご相談のうえで…、配布させていただきます。

50個の試作分は、前にもお伝えしましたように、200万円分増田個人自腹で、ご提供するつもりではいますが、ありがたくお金出しても置かせてもらいますよ,とおっしゃって下さる方もいらっしゃり、感謝いたしております。ビニール袋は、100均に売っている普通の袋で結構ですので、無くなれば足していくという風にお願いいたしております。スイスのようにこの活動が、行政に認められ、犬税なるものができて、それで賄われていくよう、私は、できるだけたくさん広めていきたいと思っております。今主に関東と和歌山からもお申しで頂いております。東京からまず、オリンピックまでに普及したく、一人でも多くの方のご協力をお待ちしております。もちろん全国どちらにでも送らせていただきます。送料はご負担いただけましたら幸いです。何分、ボランティアでやっておりますので、よろしくお願いいたします。ご連絡は、一般社団法人動物共生・福祉協会Paw in Hand のwebsiteのフォームからお願いいたします。

一軒家や店舗、クリニックなど土地をお持ちの方からご連絡いただいております。何卒、拡散の程よろしくお願いいたします。

私、近々また、しばらくスイス暮らしになりますので、担当者、北村(理事)、菅野(理事・救助犬訓練所およびディスペンサー取付担当)、田中(web担当)とのやりとりでよろしくお願いいたします。

看板は、この店頭の見本より小さい30cm×60㎝のものとなっております。サイズのお問い合わせが多かったので記載しておきます。

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