スイス活動実績

スイスに学ぶ(5)QUALIPET Aus Liebe zum Tier


QUALIPET Aus Liebe zum Tier

スイス最大のチェーンを持つペットショップ、Qualipetさんに2年連続でお邪魔しました。

ペットショップといっても、犬、猫の生体販売は行っていません。スイスは、歴史上かつて、犬猫の生体展示販売を行ったことがないのです。

魚、爬虫類、齧歯類、鳥類の生態販売は行っています。そうです、まるで、昭和初期の日本のようです。ペットショップでの生体販売、それに伴う、パピーミルを始めたのはアメリカなのです。それを、戦後何でもアメリカが最高とばかりに日本はその真似をしてしまったのです。その間違いに気付いてほしいですね。

さて、このQualipet、スイス全土に89店舗あります。websiteも貼っておきますので、どうぞご覧ください。スイスといっても九州の大きさの国です。その各店舗に犬猫のグッズなら何でもあります。

カラー、リード、おもちゃ、ケージ、サークルなど。また、獣医さんでしか処方できないフードというのが日本でもありますね。それを、獣医さんの指示があればここで飼うこともできます。

また、店員さんの中には、動物の専門家がいて、その飼い方など、飼い主さんの質問に的確に答えてくれます。

日本のペットショップのように、抱っこさせて、かわいいですよと、散歩もいらないし、世話がかかりませんよと、いいことを並べて売りつける店員さんとは大違い。

昨年行ったとき、犬の服を売っているのを見なかったのですが、今年は、一角服のコーナーが。

しかし、日本のようなおしゃれなものは一切ありません。寒さをしのぐもの、光って安全に散歩ができるなど、過剰な装飾のないものばかり。

気候に合わない犬を飼うことも虐待の一つと考えるスイス人ですが、スイスにも、暑い国の犬種も入ってきたり、また、こう異常気象だと、その国の気温というものにあった犬といっても、気候の変化でその年に寄って、犬には寒すぎたり、暑すぎたり、一概にどうとは言えないのが世界的な傾向と思われます。

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